2016-11-24 第192回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
○佐藤(英)委員 次に、片田先生にお伺いをしたいと思います。 片田先生のインタビュー記事をちょっと読ませていただいたときに、本当に片田先生が防災研究者としての使命を深く自覚されて、そのきっかけというのが二〇〇四年のインド洋の大津波だと。そしてまた、インドで泣きながら子供が親をだびに付す光景を目にしたときに、悲劇の原因を突きとめたいと誓われたと伺いました。
○佐藤(英)委員 次に、片田先生にお伺いをしたいと思います。 片田先生のインタビュー記事をちょっと読ませていただいたときに、本当に片田先生が防災研究者としての使命を深く自覚されて、そのきっかけというのが二〇〇四年のインド洋の大津波だと。そしてまた、インドで泣きながら子供が親をだびに付す光景を目にしたときに、悲劇の原因を突きとめたいと誓われたと伺いました。
○神山(佐)委員 時間でありますので、片田参考人に対しまして質問ができなかったわけでありますけれども、これで終わりにいたします。 よろしくお願いします。ありがとうございました。
次に、片田参考人にお願いいたします。
お渡しした資料一を見ていただきたいんですが、一度経験して更にまた大規模災害があったときにこのハザードマップをどう利用したかということですけれども、これは群馬大学の片田先生がまとめたデータからですが、改めて見たという方は三〇%おったんですけれども、見ることはなかった、持っていない、これ全戸配布されているにもかかわらず、持っていないとした方々が七割近い数字だったということです。
○国務大臣(山谷えり子君) 群馬大学片田教授によるシミュレーションでは、津波避難タワーが設置された場合、住民等は津波避難タワーに向かって避難するため、津波避難タワーを設置せずに住民等が高台へ避難する場合に比べて被害が大きくなるケースもあり、津波避難タワーの効果には限界があるとの内容になっていることは承知しております。
さらに、群馬大学の災害工学研究室の片田敏孝教授、御承知のように、片田教授は津波てんでんこを子供たちに八年間教え続け、東日本大震災では釜石の出来事を生んだことでも有名なことであります。その片田教授によるシミュレーションによれば、避難タワーは耐久性、高さ共に安全性に限界があるが、場所によっては住宅地に近いため誘導効果を持ちやすく、想定以上の津波が来た場合、相当の犠牲者を生む危険性もあると。
そして、何よりも、今、釜石の奇跡という話がありましたが、群大の片田教授がやっていたわけですが、防災教育というのは子供のうちからやることが大事だというポイントが一つ。子供は、真っすぐにそれを受けて実践する。
岩手県釜石市では、群馬大学の片田敏孝教授が関わって学校教育現場で十年計画で防災教育を行ってきましたが、東日本大震災の際には、学校にいた児童生徒が率先して速やかに避難し、それに釣られて住民が避難するという大きな効果をもたらしました。
○国務大臣(太田昭宏君) 私は、極めて重要だと思っておりまして、片田群大の教授とも何回も何回もお話を聞かせていただいたり話をしました。 文明が進んできまして、本当に国土は逆に地下を始めとして脆弱性を増してきている。
じゃ、防災教育の重要性を指摘するだけではこの報告書は駄目だというので、群馬大学の片田先生もそこの場にいらっしゃったんですが、かなり突っ込んだ議論をさせていただきました。 一番大きな問題は、教育というのも、やはり何をどういうカリキュラムでどういう指導方針の下でやっていくのかということがないんですね。そういう面では個々の先生方の個々の御努力でやっているというのが現実だというふうに思っています。
そして、職員の力量については、実は同じ御指摘を群馬大学の片田先生にもいただきました。つまり、地域に入って及第点がいただけるような力量を二百人の職員全員が有しているとは到底思えないということでございます。 しかしながら、その御指摘をいただいた後もこのプログラムを続けさせていただいておりますのには、しっかりとした明確な理由もございます。
四月十一日の予算委員会の公聴会で、群馬大学理工学研究院教授の片田先生が、国土強靱化より国民強靱化が必要である、そして、防災は人を死なせないということに特化すべきであるという、防災教育の重要性をおっしゃっておられました。私も全くそのとおりだと思いました。防災というのは、人を死なせない、そういうことが必要であるというふうに思っております。
今、片田先生のお話もありましたけれども、片田先生といえば、やはり釜石の奇跡ですよね。何年間も子供たちに教えて、まず早く逃げなさいとか、こういうことを指摘しているんですね。 実は私ども、国土強靱化の中に有識者会議というのをつくっていまして、ここでも、高知県の尾崎知事はほぼ毎回出てきていただいて、いい提案をいただいているんですよ。
その上で、やはり、片田先生のおっしゃることは、私は心の強靱化だと思うんですよ。防災のために心を強靱化していく。こういう取り組みは、教育の中でも、ふだんの家庭の中の会話の中でもできますよね。
今大臣からもお話しいただきました、学校においての防災教育、そしてまた自治会やその防災教育の重要性ということについては、非常に多く語られているところでございますけれども、今もお話をさせていただきました群馬大学の片田教授の、先般、四月十一日の衆議院予算委員会公聴会でのお話が非常にインパクトがありましたので、少し引用させていただきたいと思います。
○片田公述人 地域の方が望み、そしてそれが可能であれば、財政の許す範囲でやればいいと思います。しかし、地域の方々は、それは本質ではないということを気づき始めておられると思います。その意見を尊重すればいいというふうに私は思います。
次に、片田公述人にお伺いしたいと思うんです。 かつて対談をされたような資料なども読ませていただきました。片田さんは、何といっても、防災教育において子供たちを一つ一つ納得させることが大事で、知識偏重や、災害が起こると怖いというようなおどしではうまくいかないんだ、こう書いておられます。
次に、片田公述人にお願いいたします。
○国務大臣(太田昭宏君) 釜石の奇跡ということは、一つは片田教授のそうしたソフト面でのということがありましたが、先般も宮古に入りまして、このお話を生々しく聞かせていただきましたが、道路のところに行って、何とか子供さんたちが助かったという話を聞きました。
これは群馬大学大学院の片田教授が長年にわたって釜石市で津波防災教育をされてきて、その結果、小中学生に被害がなかったというような本当に奇跡と言われるような教育を、まさにされてきたわけでありますけれども、これはいろいろな要件が重なってこういうすばらしい結果が出たんだとは思うんですけれども、まさに、こういったことをいかに実際に教育の場でやっていくのか、また地域の場でやっていくのかといった、法律に規定をした
群馬大学の片田先生という先生のお話を、せんだってワーキングチームでもお聞きしました。釜石の奇跡を行われた先生でありますが、足かけ九年かけて子供たちに教育をしたから逃げることができたということがありました。平時の取り組みが大変重要ではないかと思います。 最後に、これは大臣への御質問になろうかと思いますが、ちょっと踏み込んで、あえて一つお願いを申し上げたいのは、危機管理庁の話であります。
そこで、釜石の奇跡をもたらした津波防災教育の群馬大学の片田先生のお話を聞くことができました。想定にとらわれるな、最善を尽くせ、率先避難者たれと子供たちに教え込んで、いざ大津波が来たときに、釜石の小学生千九百二十七人、中学生九百九十九人、学校管理下にいた子供は全員助かった、こういうことであります。
釜石の奇跡ということで、小学生に教えて一人も亡くならなかった、とにかく逃げるということを教えた群馬大学の片田先生のお言葉で、災害ごときで死なない社会というのを私たちは目指したいと。 災害ごときなんですよ。
この防災教育、自公政権時代に防災教育のモデル事業として、群馬大学の片田敏孝大学院教授が中心となりまして、釜石市において小中学生に直接、防災とは何か、津波が発生した際にどのように対応するのかということを教えられました。この教育を受けたことによりまして、皆さん御存じのように、釜石市の小中学生のほとんど、九九・八%が救われたということでございまして、大変貴重な体験をされたと思います。
特に、片田教授は、釜石のときにも、算数の時間に津波の速度のことをやったというようなことで大変御苦労されているわけですけれども、具体的に短期的にはそういったことをどうしていくかという問題。それから、中長期的には、安全科とか防災科といった教科の創設も含めて、これは教育課程の改善ということも視野に入れて具体的にどうするか。この点、大臣いかがでしょうか。
片田教授も、この東日本大震災が起きてから日本列島の地下の状況は著しく変わっていると。今、首都圏の直下型地震にしても、また三連動、四連動の地震にしても、日本全体がそうした形での防災ということの意識があるわけでございます。 そういう中で、子供は十年で大人になり、片田教授の言葉には、更に十年で親になると。
例えば、釜石の奇跡と言われたのは群馬大学の片田教授の教育ですし、本当にたくさんの命が救われた。でも、それを指導する学校の先生の方はどうなっているのか、ぜひお答え願います。
この釜石の奇跡、多くの子供たちの命また住民の命が救われたわけでございますけれども、これは、群馬大学の片田教授が小中学生に直接防災教育を長年にわたり教えていた、このことから生まれたわけであります。これは防災教育のモデル事業として実施されたわけでございますけれども、このモデル事業は、自公政権のときに予算を確保して、そして必要な施策として実施してきたわけであります。
モデル事業という形で展開をしていただいていたわけでありますが、その片田先生については、我々の防災教育の軸としてさまざまな検討会だとか審議会に御参加をいただきまして、一緒に中身の企画立案に携わっていただいております。
あれは実は、いわゆる防災教育の要するにモデル事業として、群馬大学の片田先生が釜石に行って小中学生に直接、防災とは何か、どうするかということを教えられたんです。だからほとんどの小中学生は救われたんですよ。大事な体験なんです。 私が申し上げたいのは、このプログラム事業、モデル事業の予算を二十三年度に打ち切られたのが民主党政権ですよ、これ。知っていますか、これ。総理、知っていますか。
この防災教育を指導された群馬大学の大学院教授の片田先生が、釜石の奇跡と言われるが、私は、奇跡というよりも、自分自身で命を守り抜くという姿勢を示してくれた子供たちを褒めてやりたいと思う、そして彼らの姿勢や行動は今の日本の防災現場においても強く求められるものだと感じていると話されていました。 そこで、平野文部科学大臣にお伺いいたします。